コンテンツ文化史学会 2024年度大会 テーマ「キャラクターの内面<こころ>」 詳細(11/18追記)

▶コンテンツ文化史学会2024年度大会
テーマ「キャラクターの内面<こころ>」

 2024年は、コンテンツ分野の研究・教育を促すコンテンツ振興法の施行から丸20年を迎えます。この20年間で、マンガやアニメ、デザイン、ゲーム、映画・特撮など様々なフィールドでらコンテンツの研究が行われてきました。
 このようなフィールドでは、フィクショナル・キャラクター達によって、様々なメディアミックスやコラボが実現されています。このキャラクターという概念は、今日のコンテンツ研究を進める上で欠かすことの出来ない鍵となっています。
 そうしたキャラクター達は、グラフィックやデザインなどの外見として認識される視覚的な要素を以て、クリエイター達は仮想的人格の特徴づけを行い、また受け手達はその仮想的な人格の心理や内面をも読み取ろうとします。
 キャラクターという仮想的な人格を作る・描く・見るという時、キャラクターの「内面」、そして我々の内面には一体何が起きているのか、それは現代と過去で同じなのか、あるいは異なるとしたらどのように変化してきたのでしょうか。本大会では、実在しないはずのキャラクターの「内面」・それらを受容する受け手側の内面を通して、様々なコンテンツ研究・実践の現状を確認していきます。

また、会場展示ではコンテンツ文化史学会発足15周年を記念して学会の歩みを振り返るパネル展示を行います。

【開催場所】
場所:宝塚大学 東京新宿キャンパス1階
https://www.takara-univ.ac.jp/access/#title01

開催方法:対面・オンライン併用➡イベント参加登録 | コンテンツ文化史学会

個別報告 予稿集https://www.contentshistory.org/wp-content/uploads/2024/11/171b6c08b9339eda9a2f1f6ddb1d257f-1.pdf

【大会スケジュール】*受付開始時間、個別発表の時間を大幅に変更いたしました。(11/11)
日時:2024年11月23日(土)11:00~17:30

内容:11:00~ パネル展示
   12:00~ 受付開始
   12:30~ 開会、研究報告
   15:00~ シンポジウム

【タイムスケジュール】

12:30~12:40 大会の趣旨説明
①12:40~13:10 貝沼明華「フラット・カルチャーとコスプレイヤー ―衣装製作と消費の多様化―」

②13:15~13:45 渡辺賢治・森覚「メイド・コンカフェにおけるキャストのセルフプロデュース ―メディアから生成されるイメージ・記号・物語―」

③13:50~14:20 若林晃央・小西真優 「空想としてBLと現実の男子同性愛の比較研究―少年愛 ・ゲイ・腐女子の求める世界の違い―」
報告資料はこちらからダウンロードできます。

④14:25~14:55 花岡敬太郎「テレビドラマ『ウルトラマンタロウ』における性格・心情表現と家族描写について」

▶シンポジウム「キャラクターの内面はどう作られるのか」

時間:15:00~17:30

登壇予定者(敬称略)

伊藤剛(東京工芸大学マンガ学科教授)
refeia(イラストレーター)
きづきあきら(マンガ家)
サトウナンキ(マンガ家)
中川譲(宝塚大学メディア芸術研究科特任教授)

【参加方法】
コンテンツ文化史学会会員は参加費無料。➡会員 参加申し込み
非会員の方は参加費500円➡Peatix 申込(非会員・オンライン希望の方)

宝塚大学の学生、院生、教職員は「対面のみ」無料です。
※オンライン希望の場合はPeatixにてお申し込みください。

コンテンツ文化史学会 2024年度大会 開催・報告募集のお知らせ(9/12追記)

コンテンツ文化史学会2024年度大会の場所・日時が決定いたしました。
今年度は久々に東京で開催いたします。

つきましては、開催の告知と、今回のテーマ「キャラクターの内面〈こころ〉」に関連する口頭発表・ポスター発表の募集を行います。

▶コンテンツ文化史学会2024年度大会「キャラクターの内面<こころ>」

 2024年は、コンテンツ分野の研究・教育を促すコンテンツ振興法の施行から丸20年を迎えます。この20年間で、マンガやアニメ、デザイン、ゲーム、映画・特撮など様々なフィールドでらコンテンツの研究が行われてきました。
 このようなフィールドでは、フィクショナル・キャラクター達によって、様々なメディアミックスやコラボが実現されています。このキャラクターという概念は、今日のコンテンツ研究を進める上で欠かすことの出来ない鍵となっています。
 そうしたキャラクター達は、グラフィックやデザインなどの外見として認識される視覚的な要素を以て、クリエイター達は仮想的人格の特徴づけを行い、また受け手達はその仮想的な人格の心理や内面をも読み取ろうとします。
 キャラクターという仮想的な人格を作る・描く・見るという時、キャラクターの「内面」、そして我々の内面には一体何が起きているのか、それは現代と過去で同じなのか、あるいは異なるとしたらどのように変化してきたのでしょうか。本大会では、実在しないはずのキャラクターの「内面」・それらを受容する受け手側の内面を通して、様々なコンテンツ研究・実践の現状を確認していきます。

日時:11月23日(土)11:00~17:30

場所:宝塚大学 東京新宿キャンパス
https://www.takara-univ.ac.jp/access/#title01

開催方法:対面・オンライン併用

▶シンポジウム「キャラクターの内面はどう作られるのか」

時間:15:00~17:30

登壇予定者(敬称略)

  • 伊藤剛(東京工芸大学マンガ学科教授)
  • refeia(イラストレーター)
  • きづきあきら(マンガ家)
  • サトウナンキ(マンガ家)
  • 中川譲(宝塚大学メディア芸術研究科特任教授)

▶研究発表の種類と時間

研究発表は以下の2種類があります。

■テーマ口頭発表

・発表時間は質疑応答を含めて一人30分程度といたします。
・発表申込は1人につき1種類、1報告のみです。
・なお「企画セッション」としての申込も可能です。一つのセッションの司会者・発表者をまとめた上で代表者が応募してください。

■テーマポスター発表

・ポスターサイズは縦型A0判1枚とパネルを用意して、報告者が持参してください。
 ※A0判などの大きなポスターは、キンコーズなどの印刷サービスを使うと便利です。
・会場の都合により、イーゼルでの掲示のみとなっています。イーゼルは会場にありますので、立てかけられるようにしてください。
・ハンドアウト、抜き刷りなどの資料は適宜配布していただいて構いません。

▶申し込み方法

・発表申込は本学会会員に限ります。連名で申し込む場合は第一発表者が会員である必要があります。
・報告は日本語で行ってください。
・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題と報告要旨(口頭発表の場合は2000~6000字、ポスター発表は400字程度)を2024年10月26日(土)までにウェブサイトの投稿フォームよりお送りください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/
採否は、11月9日(土)までにご連絡いたします。
・なお投稿される発表原稿は本学会の執筆要綱に準拠いたします。執筆要綱を守られていない場合は受け付けませんのでご注意ください。

投稿規定 | コンテンツ文化史学会 (contentshistory.org)

コンテンツ文化史執筆要綱(Wordファイル・ダウンロード)
・採択された原稿は、参加者向けオンライン配布の予稿集PDFファイルに掲載いたします。

2024年度「NHK アーカイブス学術利用」公募開始のお知らせ

NHK番組アーカイブス学術利用トライアル事務局様より情報をいただきました。詳細については下記のサイトよりご確認ください。

—-

NHKでは、アーカイブス保存の映像・音声を学術研究に利用していただく研究を募集しています。採択研究者は、東京・NHK 放送博物館、埼玉県川口・NHK アーカイブス、大阪放送局の閲覧室で希望のコンテンツを閲覧することが出来ます。

○2024年度閲覧期間
2024年10月~2025年3月 (1組30日まで利用可)

○対象者
大学、高等専門学校、公的研究所所属の職員・研究者、大学院生

○締め切り
2024年8月19日

○募集数
放送博物館 6 組、NHK アーカイブス 4 組、大阪放送局 2 組

応募要項はホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

公開シンポジウム「アニメでつながる/アニメがつながる――再接続させる文化産業」のお知らせ

関連シンポジウムのお知らせです。本学会の運営委員でもあります永田大輔さんがご登壇される公開シンポジウム「アニメでつながる/アニメがつながる――再接続させる文化産業」が7月20日(土)・21日(日)に開催されます。

詳細はナカニシヤ出版さんのサイトにてご確認ください。

日時:7月20日(Day1)・21日(Day2)14:00~17:00
場所:UDXシアター
参加費:無料
定員:100名

◎イベントの趣旨
2022年10月から、公益財団トヨタ財団の研究助成を得て、研究者10名で共同研究に取り組んで参りました(研究題目:趣味縁の場としての消費空間の可能性:アニメファン経験をめぐるメディア環境と都市の産業編成への複合的アプローチから)。この研究は、コロナ禍による社会的影響を主に念頭に置きつつ、アニメをめぐってさまざまなレベルで存在する人々のつながりがどのように変化したのか(あるいはしていないのか)を主な研究関心とし、アニメをめぐるさまざまなつながりを探究するものです。このたびのイベントでは、その研究成果について、ゲストのみなさまを交えて、広く議論をすることができればと考えております。

【Day1】「アニメでつながる編:消費から考える」
コロナ禍をはじめとしたさまざまな社会的な出来事は、アニメファンのつながり・ファン活動・暮らしなどにどのような影響を与えてきたのか?ライブやイベントへの参加、聖地巡礼などといった具体的なファンの活動を取り上げつつ、そこに見られるジェンダーやライフコースの影響などを踏まえつつ議論する。

【Day2】「アニメがつながる編:産業から考える」
アニメは日本における特徴的なコンテンツでありながら、以前からグローバルに展開するビジネスや作品制作の舞台でもあった。近年展開している具体的なアニメビジネスの動向を踏まえつつ、それがアニメ作品における表象に与えるさまざまな効果や、現場で働く制作者に対してもたらす影響について議論する。

【3月5日追記】コンテンツ文化史学会 2023年度大会のお知らせ

※1月30日分までの媒体でご後援いただいている公益財団法人徳島県文化振興財団の表記が誤っておりました。大変申し訳ございませんでした。1月30日以降のものは訂正済みです。

 本年度の大会は三重県伊勢市の皇學館大学で1日目シンポジウム、2日目見学会(伊勢神宮参拝)の予定で開催いたします。
【1日目】シンポジウムでは『刀剣乱舞』の聖地巡礼の場としても有名な神社の神職2名と伝統芸能の担い手であり啓蒙活動をしているNPO法人徳島能楽振興会の理事の計3名をお迎えし、これまでの活動やその想いについて報告して頂き、今後こうしたコンテンツとのコラボが伝統文化の維持・継承にいかなる可能性をもち得るのか考えていきます。
【2日目】の見学会は伊勢神宮の外宮と内宮を参拝します。
内宮の参拝では、個人ではなかなか参拝する機会が少ない「御垣内」といわれる一般の方々が参拝しているところよりも正殿に近いところで参拝をします。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は下記のとおりです。


▶シンポジウムテーマ
伝統文化とコンテンツ
~ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』との関わりを通じた伝統文化の維持・継承~
参加者用・事前質問フォーム

▶登壇者(発表内容は予定)
藤森 長正  氏(藤森神社 宮司)
 「鶴丸国永」がもたらした神社への影響について
石原 和香子 氏(荘内神社 禰宜)
 「信濃藤四郎」とのコラボレーション企画への参与について
里  由起子 氏(NPO法人徳島能楽振興会 理事)
 平成30年5月開催「マチ★アソビ能狂言公演」における『刀剣乱舞』コラボについて
中山 千里  氏(皇學館大学大学院研究生)
 『刀剣乱舞』が神社・伝統芸能へ与えた影響について(通史的に俯瞰)

▶開催日時
2024年3月9日(土)➡シンポジウム 13時30分~17時30分
      10日(日)➡巡見【伊勢神宮内宮・外宮参拝、赤福(銘々箱)付き】
【シンポジウムスケジュール】
13:30〜 会長挨拶
13:35〜 学長挨拶
13:45~ シンポジウム開始
13:45~14:15  中山 千里 氏(皇學館大学大学院研究生)
(5分)
14:20~14:50  里 由起子 氏(NPO 法人徳島能楽振興会 理事)
(5分)
14:55~15:25  石原 和香子 氏(荘内神社 禰宜)
(5分)
15:30~16:00  藤森 長正 氏(藤森神社 宮司)
―休憩(15分ほど)―
16:15~17:15  総合討論・質疑応答
17:20~ 閉会の辞

【巡見スケジュール】
10時   伊勢市駅集合、外宮へ移動、参拝
11:30 内宮着、御垣内参拝
12:30 宇治橋前解散(予定)

▶開催方法
対面・オンライン(ZOOM)
▶開催場所
皇學館大学(三重県伊勢市) 4号館431教室キャンパスマップ
     【皇學館大学へのアクセスはこちらをご参照くださいアクセスマップ

▶後援
神道学会(皇學館大学)、NPO法人徳島能楽振興会、公益財団法人徳島県文化振興財団(あわぎんホール)


▶参加費【申込締め切り:巡見希望の方は3/6(水)まで、シンポジウムのみは3/8(金)まで】
●会員:無料→ 参加登録

非会員はこちらPeatix申込ページ
シンポジウムのみ(対面・オンライン):1000円、巡見希望者は2000円
※対面・オンラインどちらの参加方法でもアーカイブ配信付き(5月末まで視聴可能)

皇學館大学の学生、院生、職員は参加費無料・申し込み不要です(対面限定、受付で学生証をご提示ください)
※アーカイブ配信をご希望の方は有料参加をお申し込みください。

※巡見ご希望の方
内宮では御垣内参拝を行います(御垣内参拝について
服装規定が守られない場合は参拝ができませんので予めご了承ください。
男性はスーツ、女性はスーツに準じるフォーマルな服装でお願いします。靴については  足元が不安定な場所がありますのでカジュアル過ぎない色のスニーカーであれば大丈夫です。服装についてご不安な場合はこちらへお問い合わせください(コンテンツ文化史学会お問い合わせ)。

▶【開催趣旨】
コンテンツ文化史学会では2023年度大会において「伝統文化とコンテンツ」と題してパネルディスカッションを開催する。
 まず、コンテンツ文化史学会の指す「コンテンツ」とはメディア上で展開されるアニメ・マンガ・ゲーム・映画・テレビ・音楽・ネットといった様々なものを指すが、このコンテンツの受容者は1つのコンテンツジャンルのその範疇でのみ受容しているわけではない。通常はアニメとマンガ、音楽とゲームなど、複数分野のコンテンツを一括して享受している。そうした現状を踏まえ、本学会では様々なコンテンツタイプを統合的に考察することを第一の目的としている。現状、聖地巡礼などのコンテンツツーリズムの研究において社寺や伝統芸能の担い手に焦点を当てた研究は少ない。そのため今回のシンポジウムでは、コンテンツのコラボレーション相手である「伝統文化の継承者たち」に焦点を当てていきたい。
 昨今アニメやゲーム、ドラマなどの舞台となり、ファンたちが「聖地巡礼」として神社や寺に訪れる現象が話題となり、地域活性化の起爆剤として期待される傾向がみられる。氏子や檀家など旧来の支持基盤がゆらいでる社寺においては、この来訪者たちに新たな伝統宗教の担い手としての期待を持つ一方、「来てもらった」ことを自身の社寺の将来にいかに結びつけてゆくかというビジョンを持つには至っていないといえる。一方、伝統文化の維持・継承者という観点から見れば、歌舞伎・能・狂言などいわゆるハイカルチャーの分野も、社寺と悩みを共有しており、これらの芸能も旧来の担い手とその支持層を主体とし現状に行き詰まりが感じられている。そのため近年では若者を主体に新たな客層と後継者の開拓が狙われ、多様なコンテンツとのコラボレーションが試みられてきた。しかし、新しい客層に「来てもらう」ことが、業界の課題解決と将来のありかたどのように関係させられ得るかという点については、まだ模索中であるのが現状である。
 そこで、今回はコンテンツとのコラボを行うこれら「伝統文化の継承者たち」にこれまでの活動やその想いについて報告して頂く。次いで今後、こうしたコンテンツとのコラボが伝統文化の維持・継承にいかなる可能性をもち得るのか、議論を行ったのち、コンテンツと伝統文化のこれからについて考えてゆきたい。


▶大会の宣伝用のチラシデータです。
配布・掲示用にご自由にお使いください。
カラータイプ・白黒タイプがございます。
※内容は同じです。

コンテンツ文化史学会2023年度例会について【10/1追記】

皆様、大変お待たせいたしました。
例会の概要につきましては下記の通りとなります。

▶日時:10月14日(土)10:30~16:00
▶会場:近畿大学 東大阪キャンパス 
    アカデミックシアター3号館(ナレッジフィールド)3階 304教室
    3号館の3階、304教室にお越しください。近畿大学館内MAP

▶参加費(登録方法についてはこちら 参加登録)
     〇会員:無料、非会員:500円
     〇近畿大学の学生、院生、職員は参加費無料です(対面限定)

▶開催方法:対面、オンライン(ZOOM)

【当日スケジュール】
10:00~   開場
10:30~10:40 開会あいさつ

10:40~12:30 シンポジウム
       ●テーマ:ゲームのコンテンツ文化史的研究(概要
       ●登壇者
        松井 広志 氏(愛知淑徳大学 創造表現学部 准教授)
        毛利 仁美 氏(立命館大学 衣笠総合研究機構 客員協力研究員)
        川﨑 寧生 氏(立命館大学 ゲーム研究センター 客員協力研究員)
        岡本 健  氏(近畿大学 総合社会学部/情報学研究所 准教授)

12:30~13:30 お昼休憩

13:30~14:00 中山 千里 氏 「俳優をめぐる「記念」事業の一考察―所沢市北野天神社における左卜全奉納刀剣をめぐって―」

14:05~14:35 山中 智省 氏 「ライトノベルツーリズムが担う〝ビジュアル・エンターテインメント〟の補強と拡張―『千歳くんはラムネ瓶のなか』×「チラムネ福井コラボ」の事例から―」

14:40~15:10 永田 大輔 氏 「「声優」の職業社会学をめぐる試論――メディア史と「経験」という観点から」

15:15~15:50 永井 健太郎 氏 「「ウルトラマン」シリーズにおける開発の表象―支配的価値観への抵抗として―」

15:50~16:00 閉会あいさつ


報告の予稿集こちらからダウンロードできます。

2023年度例会・シンポジウム開催のお知らせ

コンテンツ文化史学会2023年度例会において下記の内容でシンポジウムを開催いたします。

同日、同所にて自由論題報告も行います。(募集終了)

時間・開催場所の詳細については9月中に公開予定です。

参加をご希望の方は後日発表される参加応募方法に則ってご応募ください。

▶開催日:2023年10月14日(土)

▶開催場所:近畿大学 東大阪キャンパス

▶開催方法:対面・オンライン併用

テーマ:ゲームのコンテンツ文化史的研究

▶登壇者

    松井 広志(愛知淑徳大学 創造表現学部 准教授)

    毛利 仁美(立命館大学 衣笠総合研究機構 客員協力研究員)

    川﨑 寧生(立命館大学 ゲーム研究センター 客員協力研究員)

    岡本 健 (近畿大学 総合社会学部/情報学研究所 准教授

概要

 今、デジタル、アナログを問わず、そして、さまざまな場面で注目を集めるゲーム。実務や研究の視点からはもちろん、大学教育においても無視できない存在感になってきています。図書館や学校などでの教育活用のあり方や、社会全体の資産としてアーカイブをどうするかといった問題も取り沙汰されています。

 こうした背景から、本シンポジウムでは、ゲーム文化の研究を行う4人の研究者が、「ゲームの歴史」にかかわる研究成果を披露するとともに、ゲームのコンテンツ文化史研究の今と今後のあり方を考えます。

『コンテンツ文化史研究』14号発行のお知らせ(予告)

『コンテンツ文化史研究』14号は8月中に発行となります。
13号はすでに会員の皆様にはお送りしておりますが、住所不明で返送されてしまった方がおられます。
心当たりあるかたは下記から住所変更のご連絡をお願いいたします。

http://www.contentshistory.org/admission/modification/

東洋経済オンライン記事掲載のお知らせ

東洋経済オンラインに、コンテンツ文化史学会前会長 吉田正高氏と、吉田氏の妻であり当学会誌のイラストを長年担当いただき、当会の委員であった吉田麻子氏(こさささこ氏)の記事が掲載されました。

下記のリンクよりご一読くださいませ。

ネットで故人の声を聴け:記憶喪失と夫の突然死を背負った絵描きの短い命
https://toyokeizai.net/articles/-/692389