2024年度「NHK アーカイブス学術利用」公募開始のお知らせ

NHK番組アーカイブス学術利用トライアル事務局様より情報をいただきました。詳細については下記のサイトよりご確認ください。

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NHKでは、アーカイブス保存の映像・音声を学術研究に利用していただく研究を募集しています。採択研究者は、東京・NHK 放送博物館、埼玉県川口・NHK アーカイブス、大阪放送局の閲覧室で希望のコンテンツを閲覧することが出来ます。

○2024年度閲覧期間
2024年10月~2025年3月 (1組30日まで利用可)

○対象者
大学、高等専門学校、公的研究所所属の職員・研究者、大学院生

○締め切り
2024年8月19日

○募集数
放送博物館 6 組、NHK アーカイブス 4 組、大阪放送局 2 組

応募要項はホームページをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/archives/academic/

公開シンポジウム「アニメでつながる/アニメがつながる――再接続させる文化産業」のお知らせ

関連シンポジウムのお知らせです。本学会の運営委員でもあります永田大輔さんがご登壇される公開シンポジウム「アニメでつながる/アニメがつながる――再接続させる文化産業」が7月20日(土)・21日(日)に開催されます。

詳細はナカニシヤ出版さんのサイトにてご確認ください。

日時:7月20日(Day1)・21日(Day2)14:00~17:00
場所:UDXシアター
参加費:無料
定員:100名

◎イベントの趣旨
2022年10月から、公益財団トヨタ財団の研究助成を得て、研究者10名で共同研究に取り組んで参りました(研究題目:趣味縁の場としての消費空間の可能性:アニメファン経験をめぐるメディア環境と都市の産業編成への複合的アプローチから)。この研究は、コロナ禍による社会的影響を主に念頭に置きつつ、アニメをめぐってさまざまなレベルで存在する人々のつながりがどのように変化したのか(あるいはしていないのか)を主な研究関心とし、アニメをめぐるさまざまなつながりを探究するものです。このたびのイベントでは、その研究成果について、ゲストのみなさまを交えて、広く議論をすることができればと考えております。

【Day1】「アニメでつながる編:消費から考える」
コロナ禍をはじめとしたさまざまな社会的な出来事は、アニメファンのつながり・ファン活動・暮らしなどにどのような影響を与えてきたのか?ライブやイベントへの参加、聖地巡礼などといった具体的なファンの活動を取り上げつつ、そこに見られるジェンダーやライフコースの影響などを踏まえつつ議論する。

【Day2】「アニメがつながる編:産業から考える」
アニメは日本における特徴的なコンテンツでありながら、以前からグローバルに展開するビジネスや作品制作の舞台でもあった。近年展開している具体的なアニメビジネスの動向を踏まえつつ、それがアニメ作品における表象に与えるさまざまな効果や、現場で働く制作者に対してもたらす影響について議論する。