2019年度コンテンツ文化史学会大会発表募集のお知らせ

コンテンツ文化史学会では来る2019年12月14日(土)・15日(日)に2019年度大会「 史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として 」を開催いたします。テーマ論題だけではなく、自由論題発表の募集をお待ちしております。

【概要】

大会テーマ

史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として

開催日

2019年12月14日(土)・15日(日)

※シンポジウムを14日に、大会発表を15日に開催する予定です。

場所

目白大学新宿キャンパス(西武新宿線中井駅より徒歩8分)

研究発表の種類と時間

研究発表は以下の2種類があります。両方ともに口頭発表になります。

  • テーマ発表
  • 自由論題発表

・テーマ発表は大会テーマ「史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として」に関連する発表になります。
・自由論題発表は大会テーマ以外でコンテンツ文化史に関連する研究発表になります。
・発表時間は2種類とも質疑応答を含めて約30分程度といたします。
・発表申込は1人につき1種類、1報告のみです。
・なお自由論題において大会テーマとは別のテーマ立てによる企画セッションとしての申込も可能です。一つのセッションの司会者・発表者をまとめた上で代表者が応募してください。

発表申込方法

・発表申込は本学会会員に限ります。連名で申し込む場合は第一発表者が会員である必要があります。
・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題・発表原稿(2000字以上)を2019年10月24日(木)必着でウェブサイトの投稿フォームよりお送りください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/
・採否は、11月上旬にご連絡いたします。
・なお投稿される発表原稿は本学会の執筆要綱に準拠いたします。執筆要綱を守られていない場合は受け付けないのでご注意ください。
・採択された原稿は、当日配布の予稿集に掲載いたします。

2019年度コンテンツ文化史学会大会のお知らせ(速報)

コンテンツ文化史学会では下記の日程で2019年度大会「史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として」を開催いたします。 発表者募集・参加申込は後日詳細を告知いたします。

趣旨

豊島区南長崎に存在したトキワ荘(1982年解体)は、手塚治虫をはじめとして、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫らが住んでいたことで知られる。彼らの作品や、その後のドラマ・アニメ・小説などで、マンガ家の聖地として取り上げられ、現在でもその跡地を訪れる人も多い。

 トキワ荘を取り上げた作品の多くは、実際にトキワ荘に住んでいた/訪問した人による「ドキュメンタリー」として作られており、当時居合わせた人間にしか分からないようなリアリティのあるディティールが描写される。しかし、様々な作品で描写されるトキワ荘の姿は、決して同一のものではなく、作品中の要請に応じてディフォルメされている。

 現在では、トキワ荘の復元施設として「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム」の建設が進められており、文化施設であると同時に、マンガ研究、さらにはコンテンツ文化史研究にとっても重要な拠点となることが期待されている。

 トキワ荘の復元には、目白大学メディア学部メディア学科が計画当初からアカデミックな観点から連携しており、すでに産業振興・地域活性化・人材育成の方面で蓄積を重ねている。本大会では、それらを踏まえて、コンテンツ文化史学会で議論されてきた場所・史実とコンテンツとの相関性について具体的・実際的に検討するため、目白大学メディア学部と共同(共催)で、「史実のトキワ荘とコンテンツとしての「トキワ荘」~現在進行形の神話として」と題し、トキワ荘の聖地としてのイメージがどのように形成されてきたのかを多角的な視野から検討したい。

日時:2019年12月14日(土)、15日(日)

場所:目白大学新宿キャンパス 4号館3階4300教室

共催:目白大学メディア学部メディア学科