▶コンテンツ文化史学会2024年度大会
テーマ「キャラクターの内面<こころ>」
2024年は、コンテンツ分野の研究・教育を促すコンテンツ振興法の施行から丸20年を迎えます。この20年間で、マンガやアニメ、デザイン、ゲーム、映画・特撮など様々なフィールドでらコンテンツの研究が行われてきました。
このようなフィールドでは、フィクショナル・キャラクター達によって、様々なメディアミックスやコラボが実現されています。このキャラクターという概念は、今日のコンテンツ研究を進める上で欠かすことの出来ない鍵となっています。
そうしたキャラクター達は、グラフィックやデザインなどの外見として認識される視覚的な要素を以て、クリエイター達は仮想的人格の特徴づけを行い、また受け手達はその仮想的な人格の心理や内面をも読み取ろうとします。
キャラクターという仮想的な人格を作る・描く・見るという時、キャラクターの「内面」、そして我々の内面には一体何が起きているのか、それは現代と過去で同じなのか、あるいは異なるとしたらどのように変化してきたのでしょうか。本大会では、実在しないはずのキャラクターの「内面」・それらを受容する受け手側の内面を通して、様々なコンテンツ研究・実践の現状を確認していきます。
また、会場展示ではコンテンツ文化史学会発足15周年を記念して学会の歩みを振り返るパネル展示を行います。
【開催場所】
場所:宝塚大学 東京新宿キャンパス1階
https://www.takara-univ.ac.jp/access/#title01
開催方法:対面・オンライン併用➡イベント参加登録 | コンテンツ文化史学会
個別報告 予稿集:https://www.contentshistory.org/wp-content/uploads/2024/11/171b6c08b9339eda9a2f1f6ddb1d257f-1.pdf
【大会スケジュール】*受付開始時間、個別発表の時間を大幅に変更いたしました。(11/11)
日時:2024年11月23日(土)11:00~17:30
内容:11:00~ パネル展示
12:00~ 受付開始
12:30~ 開会、研究報告
15:00~ シンポジウム
【タイムスケジュール】
12:30~12:40 大会の趣旨説明
①12:40~13:10 貝沼明華「フラット・カルチャーとコスプレイヤー ―衣装製作と消費の多様化―」
②13:15~13:45 渡辺賢治・森覚「メイド・コンカフェにおけるキャストのセルフプロデュース ―メディアから生成されるイメージ・記号・物語―」
③13:50~14:20 若林晃央・小西真優 「空想としてBLと現実の男子同性愛の比較研究―少年愛 ・ゲイ・腐女子の求める世界の違い―」
報告資料はこちらからダウンロードできます。
④14:25~14:55 花岡敬太郎「テレビドラマ『ウルトラマンタロウ』における性格・心情表現と家族描写について」
▶シンポジウム「キャラクターの内面はどう作られるのか」
時間:15:00~17:30
登壇予定者(敬称略)
伊藤剛(東京工芸大学マンガ学科教授)
refeia(イラストレーター)
きづきあきら(マンガ家)
サトウナンキ(マンガ家)
中川譲(宝塚大学メディア芸術研究科特任教授)
【参加方法】
コンテンツ文化史学会会員は参加費無料。➡会員 参加申し込み
非会員の方は参加費500円➡Peatix 申込(非会員・オンライン希望の方)
宝塚大学の学生、院生、教職員は「対面のみ」無料です。
※オンライン希望の場合はPeatixにてお申し込みください。