会長のコンテンツ日記 その5

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昨日、芸工大の作品分析で「ウルトラQ」「ウルトラマン」を鑑賞しました。

ウルトラQは第1話「ゴメスを倒せ!」、
ウルトラマンは第1話「ウルトラ作戦第一号」と第2話「侵略者を撃て」です。

それにしても山形に来てから異様に何度も
ウルトラマンを鑑賞してる気がしますが(笑)、
それでも大教室の大きなスクリーンで鑑賞すると
また違った感動がありました!

というわけで、来週は「仮面ライダー」を
鑑賞する予定です。

なお、上記のイラストは、こさささこさんが
この自主授業のために描いてくれたものです!
ありがとうございます!!!

会長のコンテンツ日記 その4

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一昨日、東北芸術工科大学の自主講義で
以下の作品の鑑賞・分析を行いました。

まずは1960年代の手塚治虫原作のアニメを2本

『鉄腕アトム』
1963年1月1日から放送が開始された記念碑的テレビアニメ。
とりあえず1話のアトムの誕生エピソードを鑑賞。

『どろろ』
1969年放送のテレビアニメ。
上記のアトムから6年後の制作ということもあり、
表現手法などが格段に進歩していて、面白い。
こちらも第1話を鑑賞。

続いて、少し時代を遡って1950年代の
短編アニメを2本。

『ふくすけ』
「フクちゃん」でおなじみの漫画家・横山隆一が
立ち上げた「おとぎプロ」の作品。1957年。
おおらかでユーモラスな内容と
芸術的な表現のマッチングが素晴らしい。

『こねこのスタジオ』
東映アニメ設立初期の作品。1959年。
アニメならではの動きの面白さが
堪能できる森やすじの傑作。

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コンテンツ文化史について講義している
東北芸術工科大学の「アニメ・プロデュース論」ですが、
いよいよ時代論に突入しました。
まずは1950年代のコンテンツ文化に
ついてお話をさせていただき、
来週は1960年代のお話をさせて
いただきます。

今回の作品鑑賞・分析は50年代と60年代の
アニメを同時にみることで、その差異などを
感じとっていただくことが目的でした。
ご参加いただいた学生さんの反応が楽しみです

Last Dance

AIRの活動が終了しました。

というのは、keyが作っているゲームのことではなく車谷浩司の個人ユニットのことです。今年2月11日にリリースされたシングル「Pansy」でもって、その活動が終了いたしました(正確には2月10日に活動中止なのですが)。確かにここ数年、『Best Not Best』、『SINGLES』、そして『Three Cheers For Goodbye』とベスト盤が短いスパンでリリースされ、大丈夫かなと思っておりましたが・・・。というわけで最近はずっとiPodで車谷の活動を個人的に振り返っているわけですが、90年代初頭はBAKUでギターを弾き、

その後は石田小吉(現、石田ショーキチ)とのユニットSpiral Lifeを組み、渋谷系の片隅にいました。

どうでもいいのですが、石田さん、『笑っていいとも』に出演したとき、タモさんと釣りの話しかしていませんでしたよね。懐かしい話ですが、それはともかくスパイラルの活動停止後はAIRへの活動と至るわけですが、初期は非常にグランジというかパンクというかそのようなサウンドであったわけですが、次第にジャジーというかフォークロック?みたいなものへと移行していきました。

特にアルバム『Usual tone of voice』以降、歌詞としてもサウンドとしても非日常性と日常性の融合への姿勢がみられ、『The Bread Of Life』やタワレコ限定発売の『The Bread Of Life2007』の2枚のライブ盤では全編アコースティックによる演奏がなされ、彼自身の立ち位置をある意味で明確に打ち出されていったと思います。そして最後にリリースされた「Pansy」がめっちゃいい曲なのですが!

Pansy

youtubeに上がっていないから、買おう!それはともかく最近の彼の活動はブログ「Laika Came Back」にてうかがうことができます。今後、いつか彼が音楽活動を別のかたちで再開してもらえると思います。ときれいにまとまったところで「Last Dance」のPVを貼っておきます。以上、玉井でした。

会長のコンテンツ日記 その3

昨日、本学会の初めての分科会が開催されました。

昨年度、本学会設立のキッカケともなった東京大学
での私の講義「コンテンツ文化史入門」に
参加してくれていた学部生が中心になって
学生部会である「コンテンツゼミ」を開催して
くれました。

議題としては涼宮ハルヒの海外展開に
ついてということで、白熱した討論が
なされました。

まず、若い学生が本学会の意義に
賛同してくれていることに感謝しつつ、
私も「紙芝居文化研究部会」を
一刻も早く立ち上げないと!
との思いにかられました。

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写真は自主ゼミ終了後、大盛りの店として一部で有名な「カフェテラス本郷」における懇親会の様子です!

会誌が遅れております。

皆様。

編集を担当しております玉井です。

4月中に発行を予定しておりました会誌『コンテンツ文化史研究』創刊号ですが、諸般の事情により遅れております。会員の皆様にはご迷惑をおかけしており大変申し訳ありません。5月中の発行を目指し、編集作業などを進めているところです。なにとぞご了解いただきますようお願い申し上げます。

会誌バックナンバー

なお、現在、会員登録をしていただけると会誌発行と同時に発送が可能になります。もし、ご興味がございましたら、せひともよろしくお願いいたします。

入会案内

あずまんが

皆様。

しばらく書かない間に会長が更新しているので、ほっとしている編集担当の玉井です。これで私はブログ専属ではありません。

さて、最近驚いたのは「シンゴー!シンゴー!」もありますが、個人的には『あずまんが大王』が復活するというニュースです。それまで序ノ口譲二として活動したりパイオニアのLDのおまけマンガを描いていたりしたあずまきよひこが一気にスターダムにのし上がった作品なわけですが、もう10年も前になるのですね。時が経つのは早いもので、気が付いたら4コマ漫画家から脱却し『よつばと!』というストーリー漫画を描くようになっているわけです。

しかも、ただ新装版で再発売するわけではなく、描き下ろし漫画がついてくるという・・・。それまでのオタク的な作風を『よつばと!』で脱却したあずまきよひこが、どのようにあずまんがを描くのでしょうか。非常に楽しみです。ただ、掲載誌が『電撃大王』ではなく『ゲッサン』なので、『あずまんがゲッサン』にはならないでしょうが・・・。最後にアニメのMADでも貼っておきましょう。

『ゲッサン』には描き下ろしが少し掲載されるそうですが、どんな話になるのでしょうか。ともちゃんのかわりに代返を頼まれる大阪ぐらいなら想像ができますが、就活する大阪とか、そういう成長を見せてくれるのでしょうか。

会長のコンテンツ日記 その2

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会長の吉田正高です。

現在、勤務させていただいている東北芸術工科大学で、
チュートリアル制度を利用して過去のコンテンツを
見直し、その意義を考えるという自主講義を始めました!

昨日は有志のみなさんと初代『ゴジラ』を鑑賞しました。

本作の意義についてはさまざまなレベルで言及されて
おりますので、特に申し上げることはないのですが、
ともかく「観客を飽きさせない面白い映画」という
本来のエンターテインメント的な意味で、
現在でも色褪せない素晴らしい特撮映画と
いえるでしょう。

20才前後の、はじめて『ゴジラ』を観た
学生さんたちの反応をこれから聞いて
まわるのが楽しみです!

会長のコンテンツ日記 その1

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こちらのブログでは吉田が最近観たコンテンツ作品を紹介していきます! 

先日、山形の東北芸術工科大学に転勤したのですが、それに伴い山形市に引っ越しました。そして新居には、大量のレーザーディスクを持ち込みました。

これは山形にいられる間にじっくりと過去のコンテンツを見直そうという目的によるものです。

まず鑑賞したのは「ウルトラマン」。毎日奥さんと鑑賞して、先日全話を鑑賞し終えました。アニメ、特撮に限らず、後年の作品への多大な影響でも知られますが、単独の作品としてのクオリティの高さにも改めて感心させられました。

ちなみに私のベスト回は「禁じられた言葉」ですが、うちの奥さんは1位「遊星から来た兄弟」、2位「故郷は地球」、3位「無限へのパスポート」というランキングだそうです(笑)。

※写真は山形の自宅のLD-BOX棚です!

ハンキー・パンキー

皆様。

ブログ担当ではなく、編集担当の玉井です。

またまたライブの話ですが、先月、黒沢健一のライブに行ってまいりました。久方ぶりに見た黒沢健一はいたって元気で、彼の精神的な闇も取り払われたのでしょうか。L⇔Rの名曲「LimeLight」で「僕は消えていく」「何も変わらないさ、声も届かないさ」と歌ったあの時に彼の紡ぎ出す歌詞がひたすらダークネスになっていったことに戸惑いを覚え、L⇔Rとしては今のところ最後にして最新アルバム『Doubt』がそれまでLとRをもじったタイトルから脱却してことにも戸惑いを覚え、そうこうしているうちに活動停止となりました。

ソロ活動後も、「同じフレーズでもって、冷たい時間に寄り添って」「全体的に引用だらけのことにどうにも腹が立つ」といった言葉を散りばめた「Pale Ale」を発表するなど、彼の底知れぬダークサイドに、最早、こういうスタンスなのだろうと理解をしていたことも事実です。

話はずれますが、上記の動画MOTOR WORKSのライブ映像ですね。黒沢健一、石田ショーキチ、田村明浩(Spitz)、ホリノブヨシといった豪華メンバーで結成されたバンドです。あとオタク的にはこの曲を『HUNTER×HUNTER』OVAの主題歌としても認識されている人もいるかと思います・・・。

で、そういう感じだった黒沢健一が、いきなり『Focus』という最新アルバム1曲目の「Grow」で、「静か過ぎるこの闇の向こうに何かを探すつもりさ」と歌い上げ、『とくダネ!』では懐かしsongとして取り上げられた「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」を歌い、挙句には弟の黒沢秀樹と一緒にパンダになって頑張ってますよ!

In touch with Hanky Panky

一体全体・・・そしてパンダ?と呟いてしまいますが、ファンにとっては活動の幅が広がっているのは喜ばしいことです。ハンキー・パンキーのアルバムはオールディーズを今の黒沢兄弟が取り込んで吐き出した感じで、完成度が高く仕上がっています。ちなみに3月の「Focus」ツアーですが、L⇔Rの曲から最新のソロのナンバーまで彼自身の集大成のようなライブでした。ライブの客層もまあ、昔ながらのファンが多いためか、「Land of Riches」での一体感は見事という他なく、黒沢健一本人に「よく覚えてるねー」とか言われている始末。もう15年も経ちます。

ベテランですね。

IGDA日本 同人・インディーゲーム部会第1回研究会

皆様。

ブログ兼編集担当の玉井です。本会事務局長の七邊さんからIGDA日本の情報をいただきました。皆さん、ぜひご参加ください。今後も関連学会の情報などを掲載していくつもりです。

IGDA日本 同人・インディーゲーム部会(SIG-Indie)第1回研究会
「同人・インディーゲーム開発の現状と課題」

http://www.igda.jp/modules/news/article.php?storyid=1633

IGDA日本(国際ゲーム開発者協会日本) 同人・インディーゲーム部会(SIG-Indie)は、第1回研究会を2009年5月2日(土)に開催いたします。この部会は、同人・インディーゲームの開発をテーマにしたIGDA日本の中に新たに設立される研究部会(SIG)です。

同人・インディーゲームの開発の入り口はどのように変化してきたか、現在のゲーム開発の問題はどのようなものか、またそのための対策はどういったものかなどについて、
フリーゲーム、同人動的ゲーム、同人ノベルゲームの代表的な開発者の方による講演会と討論会を行います。

講演者として、現在の同人・インディーゲームのトレンドを引っ張ってこられた方のご参加を頂きます。同人・インディーゲームの現状と課題に関心のある多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

<概要>

  • 日時 :2009年5月2日(土) 13:30-17:20 (受付時間13:00-14:20)
  • 定員 :180名
  • 参加費:研究会のみ 1,500円(入場券チケットを購入して下さい)

研究会および懇親会の両方に参加 4,500円
(全席自由チケットを購入して下さい)

※チケットの販売開始は、4/20頃から「e+」というチケット販売代理システムを利用して行います。販売開始の情報は開始次第お知らせします。詳しくは、IGDA日本のページをご覧下さい。
http://www.igda.jp/

◎プログラム(変更の可能性あり)

第1部 (司会:小山友介[芝浦工業大学])

13:30 – 13:35
文京学院大学 コンテンツ多言語知財化センター
「本学 コンテンツ多言語知財化センターの取り組み」

13:35 – 13:45
新清士 (IGDA日本)
「IGDA日本とSIG-Indieの展開について」

13:45 – 14:10
七邊信重 (東京工業大学)
「同人・インディーゲーム――もう一つのプラットフォーム」

<休憩>

第2部 (司会:七邊信重[東京工業大学])

14:20 – 14:50
長健太 (ABA Games)
http://www.asahi-net.or.jp/~cs8k-cyu/
「フリーゲームにまつわる幸せなエコシステム」

14:50 – 15:20
渡辺訓章 (kuni-soft)
http://www.din.or.jp/~ku_/index.htm
「ゆとり開発 ~普通の場所でのゲーム作り~」

15:20 – 15:50
藤崎豊 (フランスパン)
http://www13.plala.or.jp/french/french_index.htm
「同人ゲームサークルの1プログラマとしての過去・現在・未来」

15:50 – 16:20
片岡とも (ステージなな)
http://stage-nana.sakura.ne.jp/
「同人と商業の境界」

<休憩>

第3部 (司会:三宅陽一郎[フロムソフトウェア])

16:30 – 17:20
ディスカッション

18:00 – 20:00
懇親会
※懇親会の会場である本郷3丁目まで徒歩で20分ほどかかります。