同人・インディーズゲーム展示会「東京ロケテゲームショウ」一般参加入場案内・出展サークル公開開始のお知らせ

IGDA日本様より下記の情報をいただきました。ご興味のある方は、ぜひともご参加ください。なお、詳細な情報および、お問い合わせは下記のサイトよりお願いします。

注:本学会の後援事業となりました。

https://sites.google.com/site/locate121111/home

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SIG-Indie Special  

同人・インディーズゲーム展示会
「東京ロケテゲームショウ」

開催概要

 日程  2012年 11月11日(日) 10:30〜15:30
終了後の撤収時間後、17:30より懇親会を行います。参加は、出展者、一般入場者のどちらでも自由です。当日、スタッフにお問い合わせ下さい。
 参加費  100円
 場所  板橋区立グリーンホール 2階ホール(アクセス
 出展  29サークル/個人/企業

 

 パソコン、PlayStation Vita、iPhoneのようなスマートフォンで遊べるゲームを実際に触プレイしながらゲーム制作者の方とコミュニケーションを取れるイベントです展示されているゲームは、皆さんの参加を通じて、成長できる機会を探しています!
主催:国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)

東北芸術工科大学連続特別公開講座「ゲームクリエイターが本音で語るコンテンツ制作の神髄」のお知らせ

本学会会長である吉田正高氏より下記の情報をいただきました。ご興味ある方はぜひともご参加ください。

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http://www.tuad.ac.jp/newsevents/headline/newpage_20121015_171124/

ケータイ系のゲームやソーシャルゲームの台頭など、近年のデジタルゲームの世界は目まぐるしく変化を続けていますが、ゲーム制作で培われたノウハウは、様々なコンテンツやアートの創作、さらには発想力のトレーニングなど、多様な分野に活用され、大きな成果をあげています。
この公開講座では、ゲーム制作を出発点としながらも、コンテンツジャンルを越境し、幅広い分野で活躍されているスーパークリエイターにゲスト講師としてご登壇いただき、その創作の源泉や秘訣について、本音で語っていただきます。あわせて現在のコンテンツ業界の実態などについても、お話しいただく予定です。
海外でも評価の高い日本のコンテンツに興味のある方はもちろん、将来コンテンツ業界への就職を考えている学生さんは必聴の講義です!
学生に限らず一般の方の参加も大歓迎です(参加無料)。多くの方のご参加をお待ちしております。

◎開催概要

第1回

日時:2012年11月1日(木)18:30~20:00(90分)
会場:本館2階207教室
ゲスト講師:麻野一哉 氏
代表作:『ドラゴンクエストⅤ』『かまいたちの夜』『弟切草』など

第2回

日時:2012年11月15日(木)18:30~20:00(90分)
会場:本館2階207教室
ゲスト講師:飯田和敏 氏
代表作:『アクアノートの休日』『巨人のドシン』『ディシプリン』、日本科学未来館常設展示「アナグラのうた」演出など

第3回

日時:2012年11月29日(木)18:30~20:00(90分)
会場:本館2階207教室
ゲスト講師:米光一成 氏
代表作:『ぷよぷよ』『バロック』『電書カプセル』など

◎お問合せ:吉田正高(教養教育センター准教授)
E-mail:yoshida.masataka@aga.tuad.ac.jp

コンテンツ文化史学会2012年大会「コンテンツと記憶」のお知らせ(第1報)

コンテンツ文化史学会では、来る12月15日(土)、16日(日)に2012年大会「コンテンツと記憶」を開催いたします。こちらは事前に参加登録を行う予定です。準備が整いましたら、お知らせいたします。

→参加登録受付が開始しております。こちらからご確認ください。

○趣旨説明

本学会は、2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」、2010年度に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催し、それぞれ創作者や創作の場に関する研究の成果が報告され、昨年の第3回大会では「オタク・ファン・マニア」と題し、消費者や評価者の歴史や文化について考察が行われた。第4回大会はこれらの成果を踏まえ、コンテンツ自体が持つ記憶・記録を取り上げることにする。
コンテンツと記憶の問題として、一つにはコンテンツに表出する記憶・イメージが挙げられ、もう一つとしてはコンテンツ自体を記憶・記録していく点を挙げることができる。前者としては、様々な作品に立ち現われてくる歴史性や地域性、社会性をどのように分析・研究していくのかという問題を指摘することが出来よう。そして後者に関しては、放置していては消えゆくコンテンツをどのようにして記録し、管理・保存へとつなげていくのか、という問題に繋がる。
2つの点ともに、これまで本学会大会が考察してきた制作・消費へと至るための基礎的かつ重要な問題である。今後のコンテンツ研究の発展のために活発な議論を期待したい(玉井建也)。

【概要】

○大会テーマ:

「コンテンツと記憶」

○開催日:

2012年12月15日(土)・16日(日)

○場所:

明治大学駿河台キャンパス リバティタワー
12月15日(土):1126室
12月16日(日):1073室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

○参加費:

非会員:有料(詳細は後日掲載)
会員:無料

○タイムスケジュール

12月15日(土)

9:00~10:00 総会

<自由論題発表>

10:00~10:30 川﨑瑞穂(国立音楽大学院)「ルネ・ジラールの理論からみるコンテンツ文化―アイドルグループSKE48の楽曲分析を中心に―」

<テーマ発表>

10:30~11:00 牧 和生(青山学院大学院)「コンテンツ文化と記憶―限定合理性の経済学の観点から―」
11:00~11:30 水上恵太(クート代表)「ファミコン時代の新規参入と開発」

昼休み
<特別講演>

13:00~14:00 矢野正樹(いまもえ制作委員会・ディレクター)「萌える?萌えない?いまいち萌えない娘」

<シンポジウム>「記憶と場所」

14:10~14:20 趣旨説明(玉井建也)
14:20~15:00 今井哲也(漫画家)「私的まとめ:漫画の「舞台」選定の手順」
<休憩>
15:10~15:50 岡本健(京都文教大学)「ゾンビ映画の観光社会学 ―コンテンツと場所の移動」
15:50~16:30 柳原伸洋(東海大)/伸井太一(ライター)「懐かしきドイツ? 二つのノスタルジーと日本のドイツ・コンテンツ」(仮)
<休憩>
16:40~17:40 総合討論

12月16日(日)
<テーマ発表>

9:30~10:00 永田大輔(筑波大学院)「メディア使用から立ち上がる我々意識―一九八〇年代におけるビデオとアニメ雑誌の再帰的関係から」
10:00~10:30 山中智省(ライトノベル研究会)「あの日見た文庫の存在意義を僕達はまだ知らない―八〇年代OVAノベライズの動向と富士見美少女文庫―」

<休憩>

10:40~11:20 横えび(石川をぷよぷよで染める会・米光一成電書部)・test_lockit(ゲームAI研究家)「電脳連鎖がぷよらーを襲う―ぷよぷよAI 構築の記憶―」
11:20~11:50 冨澤 美典(フリーランス)「マンガにおける「コンテンツデータ」の保存と管理について」

<昼休み>
<特別講演>

13:00~14:00 おにたま(オニオンソフトウェア)「アーケードビデオゲーム文化の保存と研究」

<シンポジウム>「コンテンツとアーカイブ」

14:10~14:20 趣旨説明(吉田正高)
14:20~15:00 森川嘉一郎(明治大学)
<休憩>
15:10~15:50 増田弘道(映画専門大学院大学)
15:50~16:30 遠藤雅伸(モバイル&ゲームスタジオ)
<休憩>
16:40~17:40 総合討論

○2012年コンテンツ文化史学会大会実行委員会

実行委員長:吉田正高(東北芸術工科大学)
顧問:出口弘(東京工業大学)
委員:板垣貴幸(IGDA日本)
委員:井上明人(国際大学)
委員:大橋正司(デザイナー)
委員:樺島榮一郎(相模女子大学)
委員:こさささこ(クリエーター)
委員:小山友介(芝浦工業大学)
委員:玉井建也(東京大学)
委員:中川譲(日本映画大学)
委員:中村晋吾(早稲田大学院)
委員:東健太郎(東京大学院)
委員:七邊信重(一般財団法人マルチメディア振興センター)
委員:藤原正仁(専修大学)
委員:堀内淳一(学習院大学)

埼玉県立歴史と民俗の博物館 漫画家たなかじゅん氏特別展記念講演会「ものづくりは楽しい~現代町工場のものづくり~」のお知らせ

関係者様より情報をいただきました。ご興味のある方は、ぜひともご参加ください。なお、本件に関するお問い合わせは本学会ではなく、下記リンクよりお願いします。

 

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町工場を舞台にしたコミック『ナッちゃん』(集英社刊)のたなかじゅん先生の講演会。現在参加者募集中です。

http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news120831-16.html

特別展「職人のわざとカタ ―商品の誕生―」
記念講演会

  • 講師:たなか じゅん氏(漫画家)
  • 演題:「ものづくりは楽しい~現代町工場のものづくり~」
  • 日時:10月28日(日)午後1時30分~3時
  • 会場:当館講堂
  • 定員:150名
  • 申込:下記のいずれかの方法でお申し込み下さい(10月10日(水)締切)。応募者多数の場合抽選。
  1. 往復はがき(10月10日(水)消印有効) 往信裏面に住所・氏名・連絡先電話番号、返信表面に住所・氏名を明記のうえ、当館まで。1枚につき1名のみ有効。
  2. 埼玉県電子申請

http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/?page_id=275

ナッちゃん 1 (ジャンプコミックスデラックス)

下町鉄工所奮闘記ナッちゃん東京編 1 (ジャンプコミックスデラックス)

コンテンツ文化史学会2012年第2回例会「若手発表会」参加申込開始のお知らせ(プログラム修正あり)

コンテンツ文化史学会では、来る9月2日(日)に2012年第2回例会「若手発表会」を開催いたします。参加ご希望の方はお手数ですが参加申込フォームよりお申込みください。

【注意】

発表者多数のため、今回、休憩時間がほとんどありませんが、適宜、休憩を取られるようにしてください。

○趣旨説明

近年、マンガ・アニメ・ゲーム・音楽・映画といったコンテンツに関する研究科・学部・学科が、次々新設されています。しかし、そうした組織の多くは、「コンテンツ開発者育成」を目的としており、コンテンツ「研究」の指導を受けられる機会は、日本ではまだまだ十分でないのが現状です。

そこで今回、学生会員や、学術論文を執筆されたことのない社会人の方、他の学問分野で実績があり、はじめてコンテンツ系で論文を書いてみたいという方々に、コンテンツに関する研究内容を発表していただき、年長のコンテンツ研究者がその内容や研究の進め方などについてコメントする機会を用意することにしました。

【概要】

○開催日:

9月2日(日)10:30開場 10:50開始

○場所:

芝浦工業大学豊洲キャンパス 研究棟5階大会議室
http://www.shibaura-it.ac.jp/about/campus_toyosu.html

○参加費

500円(会員は無料)

○参加申込フォーム

http://www.contentshistory.org/event_entry/

当日参加につきましては申込の状況に応じアナウンスさせていただきますので、こまめに学会ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

○プログラム:

概要はこちら(pdf)。

10:50
趣旨説明 七邊信重(マルチメディア振興センター)

<Ⅰ 産業>

10:50~11:30 牧和生(青山学院大学) 「コンテンツ文化史研究が経済学にもたらす意味」
11:30~12:10 桶原馨(東京大学) 「「アニメ」を特徴づける作画表現の研究:「リミテッド・アニメーション」の系譜とその実態」の中間報告」
12:10~12:50 楊玉捷・三上浩司・近藤邦雄(東京工科大学大学) 「中国映画、及び中国をモチーフにしたハリウッド映画のシナリオ構造比較」
12:50~13:30 竹内玄信(大阪市立大学) 「エンターテインメントビジネスとしてのプロオーケストラ経営」

<Ⅱ ユーザー・ファン>

13:40~14:20 林直樹・小山友介(芝浦工業大学) 「各種ゲームユーザの傾向分析に関する研究」
14:20~15:00 川崎瑞穂(国立音楽大学) 「ルネ・ジラールの理論からみるコンテンツ文化――アイドルグループSKE48の楽曲分析を中心に――」
15:00~15:40 横えび(石川をぷよぷよで染める会・米光一成電書部) 「“ぷよぷよ”が歩んだ21年 ぷよ協会が目指したもの、ぷよ連盟が目指すもの」

<Ⅲ 言説>

15:50~16:30 佐藤寿昭(東京大学) 「非実在青少年」問題のクレイム分析
16:30~17:10 比留川隆祐(青山学院大学) 「文化情報資源の視点から視たオタク文化の特徴に関する若干の考察」
17:10~17:50 山中智省(会社員・ライトノベル研究会) 「ライトノベル」と「ジュブナイルポルノ」の分水嶺-検証:富士見美少女文庫-

コンテンツ文化史学会2012年大会発表論文募集のお知らせ

コンテンツ文化史学会では、来る12月15日(土)、16日(日)に2012年大会「コンテンツと記憶」を開催いたします。

○趣旨説明

本学会は、2009年度に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」、2010年度に第2回大会「拡大するコンテンツ」を開催し、それぞれ創作者や創作の場に関する研究の成果が報告され、昨年の第3回大会では「オタク・ファン・マニア」と題し、消費者や評価者の歴史や文化について考察が行われた。第4回大会はこれらの成果を踏まえ、コンテンツ自体が持つ記憶・記録を取り上げることにする。
コンテンツと記憶の問題として、一つにはコンテンツに表出する記憶・イメージが挙げられ、もう一つとしてはコンテンツ自体を記憶・記録していく点を挙げることができる。前者としては、様々な作品に立ち現われてくる歴史性や地域性、社会性をどのように分析・研究していくのかという問題を指摘することが出来よう。そして後者に関しては、放置していては消えゆくコンテンツをどのようにして記録し、管理・保存へとつなげていくのか、という問題に繋がる。
2つの点ともに、これまで本学会大会が考察してきた制作・消費へと至るための基礎的かつ重要な問題である。今後のコンテンツ研究の発展のために活発な議論を期待したい(玉井建也)。

【概要】

○大会テーマ:

「コンテンツと記憶」

○開催日:

2012年12月15日(土)・16日(日)

○場所:

明治大学駿河台キャンパス リバティタワー
12月15日(土):1126室
12月16日(日):1073室
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html

○研究発表の種類と時間

・研究発表は以下の2種類があります。両方ともに口頭発表になります。

  • テーマ発表
  • 自由論題発表

・テーマ発表は大会テーマ「コンテンツと記憶」に関連する発表になります。
・自由論題発表は大会テーマ以外でコンテンツ文化史に関連する研究発表になります。
・発表時間は2種類とも質疑応答を含めて30分といたします。
・発表申込は1人につき1種類、1報告のみです。
・なお自由論題において大会テーマとは別のテーマ立てによる企画セッションとしての申込も可能です。一つのセッションの司会者・発表者をまとめた上で代表者が応募してください。

○発表申込方法:

・発表申込は本学会会員に限ります。連名で申し込む場合は第一発表者が会員である必要があります。
・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題・発表原稿(2000字以上)を2012年9月15日必着でウェブサイトの投稿フォームよりお送りください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/
・採否は、9月末までにご連絡いたします。
・なお投稿される発表原稿は本学会の執筆要綱に準拠いたします。執筆要綱を守られていない場合は受け付けないのでご注意ください。
・採択された原稿は、当日配布の予稿集に掲載いたします。
・学会誌『コンテンツ文化史研究』では、大会特集コーナーを組み、大会で発表された論文の投稿を受け付ける予定です。

○2012年コンテンツ文化史学会大会実行委員会

実行委員長:吉田正高(東北芸術工科大学)
顧問:出口弘(東京工業大学)
委員:板垣貴幸(IGDA日本)
委員:井上明人(国際大学)
委員:大橋正司(デザイナー)
委員:樺島榮一郎(相模女子大学)
委員:こさささこ(クリエーター)
委員:小山友介(芝浦工業大学)
委員:玉井建也(東京大学)
委員:中川譲(日本映画大学)
委員:中村晋吾(早稲田大学院)
委員:東健太郎(東京大学院)
委員:七邊信重(一般財団法人マルチメディア振興センター)
委員:藤原正仁(専修大学)
委員:堀内淳一(学習院大学)

コミックマーケット82参加のお知らせ

下記の要領でコミックマーケット82に参加いたします。お近くに御寄りの際は足をお運びください。なお、あの人の研究所も参加します。

【日  時】 2012年8月12日(日)
【場  所】 東京有明ビッグサイト
【サークル名】 コンテンツ文化史学会
【配  置】 東地区 T – 14 a
【頒 布 物】 『コンテンツ文化史研究』2・3・4・5・6号、2011年大会予稿集
【価  格】 『コンテンツ文化史研究』各2000円、予稿集500円
【搬 入 数】 各20〜30部ほど

学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻よりお知らせ

学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻様より下記の情報をいただきました。ご興味のある方はぜひご参加ください。なお、本件に関する問い合わせは本学会ではなく、下記の問い合わせ先にお願いいたします。

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ライアン・ホウムバーグ「戦後マンガとアメリカ文化 ~赤本と貸本マンガへの米コミックスと映画の影響~」

2012年7月11日(水) 14:40~16:10
学習院大学西5号館302号室
マップ http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html
無料 日本語の発表です

Holmberg氏は、イエール大の博士号をガロの研究で取った美術史研究者です。学習院大学人文科学研究科身体表象専攻の特別客員研究員ライアン・ホウムバーグさんが、2年間の研究の成果を発表します。60年代の「ガロ」などを中心に研究をすすめ、多くの関係者に取材も重ね、結果、今回は戦後の日本マンガへのアメリカからの影響(ディズニーやアメコミなど)についてです。マンガ・アニメ専攻の人はもちろん、他の専攻の方、さらに知人友人に告知をお願いします。
ライアン・ホウムバーグ:マンガ研究者、美術評論家。初期「ガロ」の研究で、2007年エール大学美術史学部から博士号取得。現在は、日本学術振興会特別研究員、学習院大学大学院身体表象専攻客員研究員。著書にGaroManga: The First Decade, 1964-1974(New York: Center for Book Arts)。その他雑誌に多く寄稿。1930年代-1960年代のマンガにおける、米コミックス、パルプ小説、映画の影響を研究し、その成果を「The Comics Journal」のウェブ版に て発表中。講演内容:米国駐留軍が日本に持ってきた所謂「十セント*コミックス」は、手塚治虫やさいとうたかを等、大阪マンガ界の中心的作家によく読まれました。しかしその影響の具体的な内容については、これまであまり研究がなされてきませんでした。今回の講演では、手塚治虫とディズニーコミックスとの関係を中心として、戦後初期の大阪マンガとアメリカン*コミックスとの関係を再考します。赤本マンガにおけるスーパーヒーロー物や、貸本マンガにおけるスリラーコミックスの要素についても考えます。
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「『闇の国々』解説、ブノワ・ペータースのBD論」

7月18日(水) 14:40~17:50
学習院大学西2号館303号室
http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html

この講義は、11月に来日されるブノワ・ペータース氏、スクイテン氏の、学習院大学を含むトーク・イベント(学習院では11月17日にBD関係講演)に向けて、お二人のBD作品『闇の国々』共訳者(古永真一氏と)でもある原正人氏による、BDやブノワ・ペータース氏に関する基礎的な講義です。ゼミ生諸君向けに企画したものですが、もったいないので公開講義とします。周囲に興味のある人がいたらぜひお誘いください。前半90分が講義、後半90分を質疑にあてます。
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主催:学習院大学大学院人文科学研究科身体表象文化学専攻
問い合わせ先:03-3986-0221(大学代表)、cscvroff@gakushuin.ac.jp

コンテンツ文化史学会2012年第2回例会「研究発表募集のお知らせ」

○趣旨説明

近年、マンガ・アニメ・ゲーム・音楽・映画といったコンテンツに関する研究科・学部・学科が、次々新設されています。しかし、そうした組織の多くは、「コンテンツ開発者育成」を目的としており、コンテンツ「研究」の指導を受けられる機会は、日本ではまだまだ十分でないのが現状です。
そこで今回、学生会員や、学術論文を執筆されたことのない社会人の方、他の学問分野で実績があり、はじめてコンテンツ系で論文を書いてみたいという方々に、コンテンツに関する研究内容を発表していただき、年長のコンテンツ研究者がその内容や研究の進め方などについてコメントする機会を用意することにしました。
発表内容は、これから学会発表や学会誌投稿を考えているペーパー、作成中/作成した論文、卒業論文、修士論文、博士論文など、どういったものでも結構です。若い研究者の方々の、フレッシュな意見を期待しています。

【概要】
○開催日:

2012年9月2日(日)

○場所:

芝浦工業大学豊洲キャンパス

研究棟5階大会議室
http://www.shibaura-it.ac.jp/about/campus_toyosu.html

○発表に関する共通事項

・コンテンツ文化史に関連する研究発表になります。
・2012年12月に予定している大会と重複する研究テーマ・内容の発表も可能です。
・発表時間は20~30分とします。
・申込数にもよりますが、コメント・質疑応答時間と合わせ一人あたり配分時間は最大1時間です。

○発表申し込み方法

・発表申込は本学会会員に限ります。
・会員でない方は、申込前に入会申込手続きをすれば、仮入会として申し込むことができます。
・発表をする方は、学会費の納入(2012年度分まで完納)が必要です(当日納入も可)。

・発表申込は1人につき1報告のみです。

・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題・発表概要(200字以内)を、2012年8月3日(金)までにウェブサイトの投稿フォームよりお申し込みください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/
・発表概要に基づき、査読を行います。採否を8月上旬にご連絡します。