明治大学に行ってきました。

番外編な感じで更新が続きます。2月に入って珍しく更新が連続してありますね。どこで途切れるのか…そして、皆さんは「会長のコンテンツ日記」の存在を覚えているのか。

さておき、先日の日曜日に明治大学藤本由香里ゼミ卒論発表会を聞きに行ってまいりました。昨年、本学会大会に藤本先生が来られた際、話だけは聞いておりましたので、興味を持って参加させていただきました。と書きつつ、全日程・全報告を聞けたわけではないので、非常に申し訳ない気持ちです。自分自身の卒論を振り返りますと皆さん、本当に頑張っておられます。私自身が本学会設立の話を会長に持っていった際には、研究をしても発表の場がない、という切実な思いがあったのですが、あれから4年を経て、学部生の発表が聞けるというのは確実に学問の裾野が広がっていると実感できます。そして、そのうちコンテンツ文化史学会の大会発表に申込をしてくれると非常に嬉しいです。

と勧誘で終わるのは、定石すぎるので、発表の感想を少し述べますと、内容的なところより、出典や参考文献への言及が発表内になかった方がおられたのが気になりました。一応、研究者のはしくれなので「多分、あの人のあの論文を読んで喋っているな」と漠然とは分かるのですが、明確にしていただくと、聞いているこちらも楽だったかなと思います。とはいえ、研究者顔負けのプレゼンばかりでしたので、しっかり藤本先生が指導されているのだと推察いたします。