コンテンツ文化史学会 2024年度大会 開催・報告募集のお知らせ(9/12追記)

コンテンツ文化史学会2024年度大会の場所・日時が決定いたしました。
今年度は久々に東京で開催いたします。

つきましては、開催の告知と、今回のテーマ「キャラクターの内面〈こころ〉」に関連する口頭発表・ポスター発表の募集を行います。

▶コンテンツ文化史学会2024年度大会「キャラクターの内面<こころ>」

 2024年は、コンテンツ分野の研究・教育を促すコンテンツ振興法の施行から丸20年を迎えます。この20年間で、マンガやアニメ、デザイン、ゲーム、映画・特撮など様々なフィールドでらコンテンツの研究が行われてきました。
 このようなフィールドでは、フィクショナル・キャラクター達によって、様々なメディアミックスやコラボが実現されています。このキャラクターという概念は、今日のコンテンツ研究を進める上で欠かすことの出来ない鍵となっています。
 そうしたキャラクター達は、グラフィックやデザインなどの外見として認識される視覚的な要素を以て、クリエイター達は仮想的人格の特徴づけを行い、また受け手達はその仮想的な人格の心理や内面をも読み取ろうとします。
 キャラクターという仮想的な人格を作る・描く・見るという時、キャラクターの「内面」、そして我々の内面には一体何が起きているのか、それは現代と過去で同じなのか、あるいは異なるとしたらどのように変化してきたのでしょうか。本大会では、実在しないはずのキャラクターの「内面」・それらを受容する受け手側の内面を通して、様々なコンテンツ研究・実践の現状を確認していきます。

日時:11月23日(土)11:00~17:30

場所:宝塚大学 東京新宿キャンパス
https://www.takara-univ.ac.jp/access/#title01

開催方法:対面・オンライン併用

▶シンポジウム「キャラクターの内面はどう作られるのか」

時間:15:00~17:30

登壇予定者(敬称略)

  • 伊藤剛(東京工芸大学マンガ学科教授)
  • refeia(イラストレーター)
  • きづきあきら(マンガ家)
  • サトウナンキ(マンガ家)
  • 中川譲(宝塚大学メディア芸術研究科特任教授)

▶研究発表の種類と時間

研究発表は以下の2種類があります。

■テーマ口頭発表

・発表時間は質疑応答を含めて一人30分程度といたします。
・発表申込は1人につき1種類、1報告のみです。
・なお「企画セッション」としての申込も可能です。一つのセッションの司会者・発表者をまとめた上で代表者が応募してください。

■テーマポスター発表

・ポスターサイズは縦型A0判1枚とパネルを用意して、報告者が持参してください。
 ※A0判などの大きなポスターは、キンコーズなどの印刷サービスを使うと便利です。
・会場の都合により、イーゼルでの掲示のみとなっています。イーゼルは会場にありますので、立てかけられるようにしてください。
・ハンドアウト、抜き刷りなどの資料は適宜配布していただいて構いません。

▶申し込み方法

・発表申込は本学会会員に限ります。連名で申し込む場合は第一発表者が会員である必要があります。
・報告は日本語で行ってください。
・報告を希望される方は、所属機関・氏名・報告論題と報告要旨(口頭発表の場合は2000~6000字、ポスター発表は400字程度)を2024年10月26日(土)までにウェブサイトの投稿フォームよりお送りください。
※投稿フォーム: http://www.contentshistory.org/journal/contribution_form/
採否は、11月9日(土)までにご連絡いたします。
・なお投稿される発表原稿は本学会の執筆要綱に準拠いたします。執筆要綱を守られていない場合は受け付けませんのでご注意ください。

投稿規定 | コンテンツ文化史学会 (contentshistory.org)

コンテンツ文化史執筆要綱(Wordファイル・ダウンロード)
・採択された原稿は、参加者向けオンライン配布の予稿集PDFファイルに掲載いたします。